古民家工房

047−411−6926
kominka@kominkakoubou.com
お問合せフォーム

伝統構法

古民家工房技術

地盤  

伝統構法による木組みの家を支える地盤。

もっと読む
基礎  

地震で建物に力が加わった際、伝統構法による木組みの構造体はその力を柳のように受け流すことで、骨組へのダメージを最小限に抑える。これを有効に機能させる基礎とは。

もっと読む
木材  

産地へのこだわり ・・・・ 国産材を使うことで、日本の森だけでなく世界の環境を育む。

もっと読む
 

自然乾燥 ・・・・ 産地と共に大切にしていることが乾燥方法。人工乾燥はエネルギーの無駄使い。

もっと読む
木工事  

手刻みでの加工 ・・・・ 木を読み、木と語る。

もっと読む
内外装   

自然素材 ・・・・ 木・土・紙。 土に還る素材を使う。

もっと読む
設備   

控え目に ・・・・ 自然の力を有効活用してみましょう。

もっと読む
地盤

設計段階で地盤調査を実施。計画建物の重量に耐えることができるのかを判断。 
軟弱であると判定された場合は地盤改良工事を行うことで、建物の荷重を受ける部分をがっちり固めます。 
竣工後の地盤改良は現実的に出来ませんので事前の調査は非常に大切な工程になります。

基礎

基礎の形状は、独立基礎・布基礎・べた基礎があり、地耐力によって使い分けられます。 
これら基礎にはいずれにおいても、柱・土台を緊結固定させる為のアンカーボルトを埋め込み、基礎より上の部分が動かぬようにガッチリと固定させます。 
・・・がっ!!伝統構法による木組みの家は、外力に耐え抜くのではなく力を受け流す構造であるため、実を言うと足元を緊結しない方法(地盤に石を並べた上に直接柱を置く石場建て)が最も適しているのです。
ただ残念なことに、建築基準法と建築確認申請を審査する機関がこの工法の実施を妨げているために、現在は殆どの家で採用することができません・・・。 
かといって、木を傷めてしまう金物の使用をただただ批判し、コソコソ違法行為をするわけにもいきませんので、古民家工房では、金物が木に与えるもっとも最悪な現象である“裂ける”ことを避ける工夫を施すことで、金物を用いた場合でも出来る限り木の良さを十分に活かせるようにしています。 
それと同時に、石場建てが“普通”に採用することが出来るような運動にも努めています。

木材 : 産地へのこだわり

同じ樹種でも、育った地域・環境によってその質が大きく異なります。
(年輪の幅、繊維の粘り、色、香り) 
したがって、古民家工房では日本全国の山から適材適所の材料を選定し調達しています。 
エネルギーのことを考えると地産地消が最も理想なのですが、外材がまだまだ多いこのご時世では 
地域レベルでの需要と供給のバランスが整っていない為、質を求めて木材を確保するためにはコスト・時間的に無理が生じてしまいます。 
まずは、木材産地を国内にシフトさせて流通を整えることで、各地域毎の森が育まれ、見捨てられかけた日本の森が美しくなっていくと考えています。 
そして、これらが世界の環境(特に伐採が過剰に行われている地域)にも影響していきます。

木材 : 自然乾燥

乾燥とは、木に含まれる水分の割合(含水率)を下げること。 
含水率を下げる目的は、木の繊維に含まれる水分が減少(乾燥)する事で起こる、収縮・曲げ・繊維方向のひび割れをあらかじめ発生させておくことです。 
機械化により、人工乾燥という短時間で確実に含水率を下げる方法が一般的になっている現在は、自然乾燥が特別な方法として認識されています。 
しかし、私達にとっては自然乾燥は木の為に最も適した方法であり、人工乾燥こそが特別な方法なのです。さらに困ったことに化石燃料もたっぷり使っちゃってます。 
古民家工房が自然乾燥にこだわるのは、古い方法を再現する為やエネルギー消費を抑える為だけではありません。 百年・二百年間、家の骨であり続けるために重要になる木の“質”を大切にしているからです。 自然乾燥材と人工乾燥材、刻む際に質の違いがはっきりわかります。 
また、古民家工房では、自然乾燥法の中でもより大きな効果が期待できる“水中乾燥”に注目し、採用しています。

木工事

ハウスメーカーなどで建てられる木造住宅の構造体は、コンピュータを搭載した製材機に、CADによる設計図をインプットさせて加工する、いわゆるプレカットによってつくられます。 
古民家工房では、建物の規模・使用箇所に適した材料を各々選定し、木の癖を利用した骨組をつくりあげるための柱材や梁材を、墨付け・刻みの手仕事によってつくります。(木を読み、木と語る)。 
たとえば、通し柱。プレカットでは4寸角(12p)の集成材であるのに対し、古民家工房では7寸角(21p)以上の無垢材を使います。木組みの家には必要な寸法です。 
手刻みでないと、加工できないサイズであるという理由もありますが、一番大切にしていることは、長持ちさせるために、“木”の持つ癖を上手く利用するという事です。

内外装

あちこちで頻繁に使われている石膏ボードやビニールクロス、化粧合板などのいわゆる新建材は短命な上、処分する際に産業廃棄物として運搬費と処分費がかかります。 
さらに今後、環境問題が深刻になり、産業廃棄物に対するルールがより厳しくなることが予想されるのですが、初期投資費用が安いという理由だけでこれら新建材を選択することは不利なことです。 
古民家工房で採用している土壁や和紙は、不要になれば庭に埋めて土に還す。処分費は無料です。 
・・・お金の話だけをしたくはありませんので、機能としても良い所を紹介します。 
土壁には、断熱・遮音・吸音・耐震・再生という利点があります。 
仕上げの和紙には、シックハウスやアレルギーといった現代病の原因である有機化合物をまったく含みません。 
これらの一例は過去の古い技術ではなく、今後必要不可欠な技術であり、素材であると言えます。

設備

太陽光、月光、影、陽だまり、雨、雪、風、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、雨音、風鈴の音、虫の声、薪のはじける音。 
それぞれの季節にしか感じることができないものを積極的に受け入れる。 
夏は木陰から吹き込む涼しい風、冬は窓際の陽だまりにあるぬくもり。それと併せて不足分を補う程度の冷暖房設備。 
これが古民家工房が考える快適な住空間です。 
追記:夏季の冷房による急激な乾燥や、冬季の暖房による結露は、木に少なからずダメージを与えてしまうことも忘れてはならないことです。

page top